史上最高値更新中の米株価、Z世代の成熟で天井付けた可能性も=INTL FCストーンのストラテジスト
- sigma tokyo
- 2019年7月25日
- 読了時間: 1分
INTL FCストーンのグローバル・マクロ・ストラテジスト、ビンセント・デルアード氏は、史上最高値更新を続ける株式市場がピークに達しているとの見方を示した。
相場全体が天井を付けているなかで、特に、ゼネレーションZと呼ばれる若年層の勢いが失せているとしている。
同氏は、これまで相場をけん引してきた「FAANG(フェイスブック、アマゾン・ドットコム、アップル、ネットフリックスとグーグル親会社のアルファベット)も、ポット(マリファナ)株、ミレニアル世代の動きもピークを付けた」とし、第1・四半期にFAANG株価が10.4%も上昇していると指摘した。
上場しているマリファナ株も、大きく上昇してきたが、足元では大きく下げている。
大型ハイテク株は、ここ数年の強気相場を主導している。たとえばアマゾン株は、2009年3月に始まった今の強気相場で3100%、ネットフリックスは5700%、アルファベットはは600%上昇している。アップルは、1600%も上げている。
こうした銘柄の上昇は、ミレニアル世代の嗜好を反映しているとしたが、同世代が成熟するにつれて消費動向も変化してくるという。
コメント