多くのエマージング諸国、世界に置き去りにされる可能性=ユーラシア・グループ
- sigma tokyo
- 2020年4月23日
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ユーラシア・グループは、多くのエマージング(新興)諸国ではコロナ・ウィルスに対応するだけの人材、知財、財力が薄いとし、世界経済が回復に向かう際に「放置」される可能性があると指摘した。
グローバル・ストラテジー担当ディレクター、ロバート・カーン氏は、健康管理システムも不十分で、対応策を打ち出すだけの資金的猶予も少ないため、経済やビジネス、そして一般家計がエマージング諸国では打撃を受ける。
米国やドイツなどの先進諸国は、巨額の刺激策を打ち出しているが、同様の施策を打ち出しているエマージング諸国はほとんどない。
カーン氏は、「深く憂慮されるポイントは、多くのエマージング諸国が置き去りにされ、先進諸国と同じペースで世界の経済活動に復帰することができないことにある」とした。
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