大阪G20での米中合意、一時的で全面解決は遠い
- sigma tokyo
- 2019年6月30日
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大阪で開催されたG20首脳国会議で会談したトランプ米大統領と習近平・中国国家主席は、昨年末にアルゼンチンで開催されたG20同様、貿易紛争解決に向け協議を再開することで合意したが、歴史が繰り返するとすれば、今回の合意も期待薄だ。
ブリークリー・アドバイザリー・グループのチーフ・インベストメント・オフィサー、ピーター・ブックバー氏は、「一時的な休憩時間のようなものだ」とした。
「問題解決に向けた道筋が見えてこないし、2500億ドル規模の中国製品に対して25%関税を課す状態には変わりはない」とした。
ユーラシア・グループは、年内にこの貿易問題が解決される可能性を半分よりも低い45%としている。
トランプ大統領は、G20 終了後、現在の関税が目先、引き下げられる可能性が極めて低いと明言している。
同大統領は、「現在の状況に極めて満足」だとした。
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