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手数料ゼロのETFに注意、機会損失など目に見えない膨大なコスト=専門家

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年3月11日
  • 読了時間: 2分

相場格言の一つに、「支払った分、それだけの利益を得ることができる」がある。上場投資信託(ETF)で、手数料無料のものがあるが、この格言に当てはめると、さほど得るものがなく、むしろリスクがあるとの見方が浮上している。

モーニングスターのグローバルETFリサーチ担当ディレクター、ベン・ジョンソン氏は、ゼロ手数料ETFには隠れた大きなリスクがあると指摘している。

「小銭に目がくらんで、大きな利益を逃している、大きなリスクが存在している」と手数料ゼロETFに注意を呼び掛けた。

「機会コスト/利益の側面からすると、ゼロ手数料ETFには、直接目に見えない、計測することが難しいコストが膨らんでいる」とした。

たとえば、普通口座では0.01%の金利を得ている投資家は、オンライン講座では2.25%の利益を獲得することが可能だ。

「無料というものは、この世には存在しない。仮に無料なものがあるとすれば、ほかのことに何かを支払っていることの代償で、それは、目に見えるものか、なかなか気づかないものかが違いだ」とした。

ゼロ手数料のETFを提供する運用会社がどこで稼ぐのかと言えば、典型的な例として、投資家に貸株を押し付けるか、ほかの金融商品を売るか、あるいは、キャッシュ口座で低い金利を提供することだ。

ETFドットコムのマネージング・ディレクター、デイブ・ナディグ氏は、「1年間、手数料無料の商品を提供されることもあるだろう。しかし、自らに問いただすべきことは、同じような商品に、3ベーシスポイントの手数料を節約することが、果たして最終的に自らの投資に役立つことなのかどうかだ。この3ベーシスポイントとは、10万ドルに対して30ドルに過ぎない。この程度の金額であれば、何も考えずにピザを注文するのと同じだということを認識すべきだ」とした。

ARKインベストの最高経営責任者(CEO)、キャシー・ウッド氏は、長期的に見れば、高価とも見える専門家の手数料も有益だと指摘している。

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