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押し目買いは慎重に=グロス氏

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 4月7日
  • 読了時間: 1分

トランプ米大統領の関税政策により、世界的に株価が大きく下落している。こうした状況では「押し目買い」が推奨されるケースが多いが、パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同創設者、ビル・グロス氏は、警戒を怠るべきではないとしている。



グロス氏は現状では、「落ちてくるナイフを素手で拾うべきではない」と株式投資に最大限の注意が必要だと警告している。


確かに、歴史的にはS&P500指数の下落局面では押し目買いが功を奏したケースが多くみられる。他方、株価が底値を確認するまでの期間、それに伴う痛みも大きい。時には、現状回復までに数年かかるケースもある。


これをさらに個別銘柄でみると、株価が以前の高値から戻らないケースもある。シスコは、依然として1999年高値を回復できずにある。


グロス氏は現状を「極めて異常な経済で、1971年と酷似した状態にある。つまり、金本位制を止めたその時と同じだ」とした。


今後の動きは不透明なままだ。


米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)のパウエル議長(中銀総裁に相当)は、関税の影響が、従来想定されていたよりも悪化する可能性があると指摘し、利下げの余地を残した。

 
 
 

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