政府目標の6%経済成長達成、「極めて難しい」=李克強首相
- sigma tokyo
- 2019年9月16日
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中国の李克強首相は、政府目標の6%あるいはそれ以上の経済成長達成が「極めて難しくなっている」とした。これは、そもそも同国経済がすでに十分に成長しておりスタートが高い状態にあることに加え、国際情勢が複雑化していることを理由として挙げた。
世界的に経済成長が減速していることだけでなく、保護貿易主義と一国主義の考え方が強まっていることで、同国経済が「一定程度の下押し圧力」にさらされているという。
ロシアの報道機関とのインタビューで述べたもので、この報道が中国政府の公式ウェブサイトに掲載された。
同国の上半期国内総生産(GDP)成長率は6.3%、同首相は、1~8月の国内成長が「概ね安定」推移すると付け加えている。
「現在では国際情勢が複雑化し、中国自身の高く成長してきていることを視野に入れると、6%、あるいはそれを上回る成長率を維持するのはかなり難しい」とした。
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