新興諸国に注目、特にブラジル株・メキシコ債券が有望
- sigma tokyo
- 2019年2月14日
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エマージング(新興)諸国市場が極めて熱い動きとなっているなかで、ストラテジストやアナリストは、ブラジル株、メキシコ国債と銀行株が注目される。
米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が、ハト派よりの金融政策に変更したこと、米中の貿易摩擦が解消に向かっているとの見方が、エマージング市場にはプラス材料となっている。
ブラジル株は、新任のボルソナーロ大統領が重要な改革をやり遂げるとの期待から、年初らから好調だ。メキシコでは、比較的高い金利水準が投資妙味を増している。
エマージング市場に連動する上場投資信託(ETF)、iシェアーズMSCIエマージング市場ETFは、年初来7.6%上昇。同ETFは昨年、17.1%下げていた。
ピクテ・アセット・マネジメントのチーフ・ストラテジスト、ルカ・パオリーニ氏は、「エマージング諸国への分散投資を進める、絶好の機会の一つが今だ。エマージング市場では、すべての資産が高いパフォーマンスとなる兆候がある」とした。
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