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日本の運用担当者、高リスクのエマージング債に向かう

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年1月1日
  • 読了時間: 2分

日本の運用担当者は、2020年にはエマージング(新興)諸国債券への投資を拡大する意向。欧州など伝統的な資産投下先の利回りが極端に低下していることがその一因。

日本国債利回りが極めて低水準にあることから、時折、欧州地域の投資適格級債券や、最近では中国国債を購入するなど、資産の入れ替えを行っている。

世界的な経済成長減速を受けての金融緩和や米中の貿易戦争が完全に解決されていないことから、債券利回りが極端に低下している。

アセット・マネジメント・ワンのグローバル債券運用担当者、高木氏は、「メキシコへのエクスポージャーを拡大する。また、南アメリカにも投資機械を模索する。南アフリカは、世界でも有数のカーブがスティープニング化がみられる投資先だ」とした。

イタリアもスティープニング化が激しい国。

モルガン・スタンレーMUFJ証券のエグゼクティブ・ディレクター、杉崎氏は、「日本の投資家は、段階的ではあるが投資グレードを引き下げてきている。まずは、JGC(日本国債)とトレジャリー(米債)、そして不動産担保債、そしてフランス国債、そしてスペインに資金を投下した。今年は、イタリアに向かうだろう」としている。

ニッセイ・アセットのチーフ・ポートフォリオ・マネージャー、千葉氏は、「インドネシアとマレーシアをオーバーウェートとしたい」としている。

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