来年の株式相場、大きな下げを予想=UBS世界富裕層調査
- sigma tokyo
- 2019年11月13日
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UBSの調査によれば、世界の富裕層の大半が来年には株式市場の大きな下げを予想している。
世界の富裕層3400人超を対象とした調査では、55%が2020年中のどこかの地点で株価の大きな下げがあると見込んでいる。地政学的なリスクが高まっているなかで、富裕層は、ポートフォリオにおけるキャッシュ保有比率を25%にまで高めている。
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントは、「投資家は、新年入りし慎重になるだけの理由がある。世界の富裕層の3分の2は、収益率や売上、成長余地などのファンダメンタルズよりも、地政学的なリスクを相場を動かす要因だと判断している」とした。
こうした地政学的リスクには、米中の貿易紛争や2020年の米大統領選が含まれている。
また8割の富裕層投資家は、2020年のボラティリティが高まると見ており、75%は、投資環境が5年前と比較すると利益確保がかなり厳しくなると予想している。
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