来年の米株が抱える2大リスク=ゴールドマンのアジア太平洋ストラテジスト
- sigma tokyo
- 2019年11月30日
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来年株式市場が抱えるもっとも大きなリスクの一つに、2020年秋の米大統領選挙にある。ゴールドマン・サックスのアジア太平洋地域担当チーフ株式ストラテジストは、大幅修正安があるとしている。
これは、民主党が勝利した場合、2017年にトランプ現大統領が導入した減税措置が撤回される可能性があり、これが、現実化すればS&P500指数が20%下げることもあるという。
同氏によれば、2020年には選挙以外で、もう一つ大きなリスクがあるとし、中国との関係にあるとしている。
「これまですでに貿易交渉への期待がかなり十分に織り込まれていることが、一つの重要な観点となっている。リスク/リワードとしては、マイナス方向だ。言い換えると、貿易合意が達成できた場合、市場の反応は横ばいが幾分かの上昇にとどまる。他方、何も起きないとした場合、これまでの上昇分を吐き出すことになる」としている。
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