株価と経済指標の乖離が懸念材料=エコノミック・サイクル・リサーチ
- sigma tokyo
- 2019年11月21日
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エコノミック・サイクル・リサーチ・インスティテュートの共同創設者、ラクシュマン・アシュタン氏は、株式市場の動向と経済の実態の乖離が懸念されるとしている。
株価が史上最高値を更新し続ける中で、景気が回復しつつあるとの誤った見方を投資家が抱いているという。
「経済データ自体は、実際のところ著しい下降線を辿っている。リセッション(景気後退)懸念をまったく無視することはできない。経済成長が減速しているなかにあって、リセッション懸念をゼロにすることはできない」とした。
同氏は、特に小売りと鉱工業生産の統計内容が危ぶまれるという。同氏は、「製造業指数は、3年半ぶりの手宇井水準にあり、かなりネガティブだ。小売りでは、実際に数値が下向きになっている」とした。
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