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株価の悪材料は長期投資家の友人、50%下げに備えるべき=バフェット氏

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 3月17日
  • 読了時間: 2分

米ナスダック総合指数は2020年以来の低水準に沈み、S&P500指数が年初来ではマイナスとなっている。これは、リセッション(景気後退)懸念、インフレ上伸への不安とトランプ米大統領の積極策による政治不安に起因している。


しかし、このような状況であるからこそ、バークシャ・ハザウェ率いるウォーレン・バフェット氏の格言が活きてくる。



同氏は、これまで数十年、悪いニュースがある時ほど投資家にとっては、最高の投資機会となりえると指摘している。たとえば、2008年の世界金融危機の際にニューヨーク・タイムズ紙への寄稿し、「アメリカ買いだ。わたしは買っている」と題し、市場が下がり、恐怖心が最高点に達しているときこそ、積極的に購入すべきだ、と記していた。


バフェット氏は、その理由を「悪材料は、投資家の最良の友だ」と定義している。景気低迷は株価下落をもたらし、これは、長期投資家にとって良好な企業をディスカウント価格で購入することができる。


同氏はまた株価購入のタイミングについての問いを、答えられないもので誤った質問だと主張、重要なのは、企業の価値以下に株価が売り込まれているかどうかにあると指摘している。


同氏は、「株式を購入する準備を整えておくことが必要だ。株価が50%、あるいはそれを超える下げに直面し、そうした株価を保有していくことに不安を感じないのであれば、資金を投下すべきだ」としている。

 
 
 

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