株式売却した資金を現金で放置は危険、金を資産運用に加えるべき=世界最大ヘッジファンド創設者
- sigma tokyo
- 2020年1月30日
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世界最大のヘッジファンド、米ブリッジウォーター・アソシエイツの創設者、レイ・ダリオ氏は、株式を売却しハードカレンシー(一般通貨)に資産を転換している投資家に対して、警告を発した。
これは、ドルの価値が低下しているためだと説明している。
同氏の見解は、バークシャ・ハザウェを率いるウォーレン・バフェット氏の姿勢とはまったく異なる。同社は、1280億ドルの現金を抱えたまた、まったく動かずにいる。
ダリオ氏は、ドルが継続的に価値を損ねている環境にあって、株式資産を単純に通貨に換えて保持することの危険性を指摘している。そのうえで、ポートフォリオに、少なくとも金(ゴールド)を加えるべきだと主張している。
通貨で資産を保有する危険性のもう一つの要因として、各国中央銀行がマネーサプライを拡大していることにある。通貨供給量が拡大すれば、自然、通貨自体の価値が下がることになる。同氏は、「キャッシュは、その機能が低下することになる」とした。
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