欧州のマイナス金利、今後8年は続く=JPモルガン・アセット
- sigma tokyo
- 2019年9月22日
- 読了時間: 1分
JPモルガン・アセット・マネジメントは、世界各国の中央銀行が量的緩和政策を続けているなかで、世界経済がリセッション(景気後退)に向かってため、欧州地域では今後8年、マイナス金利状態が続くと予想している。
債券担当責任者、ボブ・マイケル氏は、「景気回復が極めて遅いことから、次のリセッションは、深いものにはならないだろう。金融政策によって、現在の景気サイクル期間が長引くことになるだろうが、金融政策だけではリセッション入りを防ぐことはできない」とした。
「今回の景気サイクルではやがて、金融政策から財政政策への断定的な変更が必要となるだろう」とした。
そうした状況であることから、マイナス金利環境が解消されることはないとし、数なくとも8年は続くという。
コメント