海外勢の米債売り、4月入り後も加速=BNY
- sigma tokyo
- 4月23日
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バンク・オブ・ニューヨーク(BNY)の統計によれば、トランプ米大統領の積極政策により米財務省証券(米債)売りが加速するとの懸念が、今月に入り現実化していることが明らかになった。
BNYは、世界各国のクライアント資金、約53兆ドルの動きを基本とするiFlowデータをもとに、資産アロケーションの動きを示している。
米マクロ・ストラテジスト、ジョン・べリス氏は、「米国が持つセイフヘイブンの価値への疑問は、増している。手元のデータは、確実に疑問が高まっていることを示している」とした。
最新の4月11日までのデータは、「通常の範囲を大きく下回る」推移を示しており、ここ数年では、週間ベースでは最大の米債売りとなっている。
さらに、4月4日以降の11営業日中、8営業日で海外投資家は、米債売りを進めている。
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