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消費者と企業の信頼感、まったく逆向きに

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2020年1月10日
  • 読了時間: 1分

消費者と企業の信頼感指数がまったく逆向きの展開となっており、景気の将来像が両者で全く異なることが明らかになった。カンファレンス・ボードによる調査では、最高経営責任者(CEO)の信頼感指数が低下し始まった数年前から両者の格差は拡大し続け、2020年初頭の調査でもその差が歴然となっている。(表参照:青線が消費者信頼感指数=左軸、黄線がCFO信頼感指数=右軸)

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最新のデロイトによるCFO(最高財務責任者)でも、2020年の経済成長鈍化を予想する向きが大半を占めている。

米中の貿易紛争が成長鈍化のもっとも大きな要因として挙げられており、政治的な不安定さもマイナス要因だという。

しかしながら、消費者心理はまったく逆で、家計消費も堅調さを維持している。失業率が50年来の低水準になっていること、株式市場も史上最高値圏で推移していることが消費者心理には有利に働いている。

ナティクシスの米国案等チーフ・エコノミスト、ジョセフ・ラボルナ氏は、「企業の信頼感が低下している一つの理由は、グローバル経済が低調で、貿易紛争を問題視しているためだ」と分析している。

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