現在の米株、ドットコム・バブル崩壊直前の1999年と酷似=チューダー・ジョーンズ氏
- sigma tokyo
- 2020年1月22日
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著名な投資家で大手ヘッジファンド、チューダー・ファンドの創設者、ポール・チューダー・ジョーンズ氏は、足元の株式市場がドットコム・バブル崩壊直前の1999年時と酷似していると警告した。
「歴史上でも極めて異常な金融・財政状況に、再び陥っている。かなり爆発的な状況にあり、想像せざるを得ない」とした。
「1999年序盤が思い起こされる。PCE(個人消費支出デフレーター)は1.6%、CPI(消費者物価指数)は2.3%にあった。そして、現在は、まったく同じ状況だ」とした。
「違いがあるとすれば、当時のフェデラル・ファンド(FF)金利は4.75%、今は1.62%だ。当時は、連邦政府財政は黒字で、今は、5%の赤字だ。まさに、クレイジーだ」とした。
しかし、投資家がバブル崩壊のダメージを防ぐためにすぐにもポジションを売却すべきかとの質問には、「そこまでではない。精査してみると、まだまだ伸び足はあるようだ」とした。
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