現在の米株高値、ファンダメンタルズではなくデイトレやプログラム取引主導=元行政予算管理局長
- sigma tokyo
- 2019年3月16日
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レーガン政権下で行政予算管理局長を務めたデビッド・ストックトン氏は、昨年12月から20%も上昇している株価が危険をはらんでいると見ている。今年の入ってからの急激な上昇が、ファンダメンタルズ改善によって主導されたものではないという。
「デイ・トレーダー、チャート主導のトレード、そして、プログラム主体の取引が現在の株価を作り出している。妥当な理由があるわけでもなく、適切な投資分析に基づいた相場ではない」と言明した。
今回の相場には、「トランプ大統領の目玉政策があるわけではない。現在の上昇サイクルの終盤に来ている。リセッション(景気後退)懸念が消え去ったわけではなく、今年か来年には、現実化するだろう」としている。
「トランプ天井は、昨年9月にS&P500指数が2940ポイントを付けたところにある。今後、この天井はしばらく破られることはなく、トランプ大統領が相場を愚弄した結果となるとみている」とした。
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