現在の複雑な経済環境、誰も想像できないものだが永遠には続かない=バフェット氏
- sigma tokyo
- 2019年5月4日
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ウォーレン・バフェット氏は、現在の経済を、これまで誰も想像することができない状況にあると評価している。
4月の失業率がここ50年近くで最良の水準になっている一方で、インフレ率と金利が大きく上がっていないことに言及、そのうえで、政府が歳入を上回る歳出を続けていることの異常さを指摘した。
「ここ数千年の間に書かれたどの経済書でも、現在のような複雑な状況を著したものはない」とした。
バフェット氏は、失業率が1969年来の最低水準なっている一方で政府赤字が拡大していることなどに触れ、こうした状況が長期的に続くものではないとしている。
「財政や金融政策、政治情勢などさまざまな要因を考慮すると、現在の上場がそのまま存在し続けるとは考えていない。変化の時が来るが、それがいつかはわからないし、どの程度、変わっていくのかも不明だ」とした。
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