米FRBの今夏の利下げ、手遅れになる可能性も=モルガン・スタンレー
- sigma tokyo
- 2019年6月12日
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モルガン・スタンレーは、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が今夏、利下げに踏み切ったとしても、すでに手遅れとなる可能性を指摘した。
株式アナリスト、マイケル・ウィルソン氏は、「FRBの利下げは、遅きに失するだろう」とした。
そのうえで、「FRBは、早ければ7月に利下げを断行できるが、経済成長の減速、あるいはリセッション(景気後退)を止めることができない可能性がある」とした。
同氏はさらに、米経済が複数の「極めて重大なマクロリスク」に直面しており、これがすでに雇用統計の内容の乏しさ、インフレ率の低さ、そして貿易関係の緊迫化に現れているとした。
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