米FRBの利下げ、6月ではなく7月=ウォートン校シーゲル教授
- sigma tokyo
- 2019年6月15日
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米株式市場は、早ければ週明けの利下げを期待して、史上最高値も視野に上値追いの展開となっているが、ペンシルベニア大学ウォートン校、ジェレミー・シーゲル教授は、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が利下げには踏み切らないと分析している。
「FRBは、利下げに踏み切るべきだ。しかし、踏み切らないだろう。今ではない」とした。
「6月会合(連邦公開市場委員会=FOMC、日銀の政策決定会合に相当)後に、次の7月会合では利下げに踏み切る可能性が高いとの言及があるだろう。そして、市場には、一定程度の満足感がでるはずだ」とした。
同教授の分析では、FRBがまず、利下げへの環境を作ってから、実際に金利引き下げに踏み切るという。
「FRBは、極めて意図的に動く。実際に動き出す前に、なんらかのアナウンスと講演で触れることがある」とした。
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