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米FRBの利下げ、必ずしも米株上昇にはつながらない=UBS

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年6月19日
  • 読了時間: 1分

UBSは、仮に米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が利下げに踏み切ったとしても、それが必ずしも株価上昇に即決するものではないとの見方を示した。

米株式市場では、本日開催される米公開市場委員会(FOMC、日銀の政策決定会合)で、緩和スタンスを明示するとの期待が高まっている。

しかし、UBSは、この楽観的な見方に否定的だ。

株式ストラテジスト、フランコ・トラハン氏は、「米株に関しては、いわゆるFRBプットは作用しない」とした。

「FRBプットは、過去20年、1990年代のような市場押上げ作用が働いていない。ミレニアム時代に行われた2回の利下げサイクルは、株価が大きく下げてきた中でのものだ」とした。

UBSの分析によれば、S&P500指数採用企業の株価収益倍率とフェデラル・ファンド(FF)レートとの相関関係は、2000年代序盤からの超低金利政策で崩壊したという。

FRBが利下げに踏み切った2001年と2008年、米株は上昇しなかった。実際、利下げ12カ月後の株価は、最大で16%下げていた。

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