米FRBの利下げに株価上昇を期待すべきではない=UBS
- sigma tokyo
- 2019年10月5日
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UBSは、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)による利下げで株価が大きく上昇するとみるべきではない、と投資家に警告した。
実際、S&P500指数をみると、ここ10年では初の利下げとなる7月以降では、マイナスになっている。
これは、同指数採用企業の株価収益倍率とフェデラル・ファンド(FF)レートとの相関関係が、かなり長期におよぶ低金利政策の採用で、大きく崩れてきているためだとう。
株式ストラテジスト、フランコ・トラハン氏は、「FRBの利下げには、1990年代のような効果が期待できない。利下げに誘導された株式上昇相場は、金利と株価収益倍率との強力な逆相関関係によって支えられていた。この関係はもはや、存在しない」とした。
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