米FRBの施策で株式市場は一息、本格回復には時間が必要=UBSのカーシン氏
- sigma tokyo
- 2020年4月10日
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UBSのフロアー・ディレクター、アート・カーシン氏は、9日に米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)が公表した経済支援策の詳細には株価押上げ効果が期待できるとしたが、コロナ・ウィルス拡散による悪影響からの完全回復には時間が必要だとしている。
「現時点では、FRBによる施策が市場では息ができる余地ができた」としている。
しかしながら、今後、急激な改善を示すV字型回復を予測するのは難しいとしている。
「U字型、あるいはL字型の回復」が現実的だとし、「仮にレストランなどの飲食店や映画館がすべて再開したとしても、すべての市民がすぐにも外出するだろうか。おそらくは、躊躇する向きが多いだろう」とした。
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