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米FRBの経済見通し、楽観的過ぎる=イエレン前議長

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年9月30日
  • 読了時間: 1分

米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)のイエレン前議長(中銀総裁に相当)は、長期的な経済成長をかじ取りする上でのスタンスが、幾分か楽観的過ぎるとの見方を示した。

FRBは、長期的な経済成長目標を1.9%に置いているが、過去数十年の経済成長が最低でも3%となっていることからすれば、1.9%は低過ぎるとの議論もある。

しかしながらイエレン氏は、米経済の強さをFRBが過大評価している可能性があるとし、「実際のところ、(FRBの見通しは)楽観的だ」とし、人口構成、教育と生産性の問題を指摘した。

人口構成では、労働人口の成長がわずか0.5%にとどまる見通しで、これは、ここ数年の人口増加ペースの減速でも明らかだという。同氏によれば、1980年代に労働人口が急増したのは、女性の参加があったためだという。

「また、1.9%成長が楽観的過ぎるとの見方は、教育問題にも起因している。労働者の教育改善は、経済成長にプラスとなっている。この改善は続いているが、大きな進展は見られていない。少なくとも、過去のようなペースではない」とした。

また、生産性がここ数年、大きな進展を見せていないことも問題だという。

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