米FRBの過度なタカ派から過度なハト派への政策変更、市場のボラを高める=アリアンツのエルエリアン氏
- sigma tokyo
- 2019年4月12日
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アリアンツのチーフ・エコノミック・アドバイザー、モハメド・エルエリアン氏は、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)の金融政策スタンスが、昨年末の「過度のタカ派」から現在では、「過度のハト派」に大きく転換したと評価している。
こうした大きな政策転換が、米経済に大きな影響を与えることはないとしているが、世界の金融市場のボラティリティが高い水準で維持される材料の一つとなるとしている。
「FRBは、幾分か行き過ぎたと考えている。昨年第4・四半期には、明らかにタカ派のスタンスをとっていた。しかし今では、過度なハト派にまで転換している」とした。
昨年12月、FRBは、政策金利を0.25ベーシスポイント引き上げた。これは2018年では4度目、2015年に政策金利の正常化を謳い始めてからは9度目の利上げを断行した。
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