米FRBやECBなど中銀、独立性を維持しなければならない=ロシア中銀総裁
- sigma tokyo
- 2019年4月27日
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ロシア中央銀行のナビウリナ総裁は、米連邦準備制度理事会(FRB、中銀に相当)や欧州中央銀行(ECB)など各国中銀が厳しい批判にさらされたとしても、その独立性を維持しなければならないと述べた。
トランプ米大統領がパウエルFRB議長(中銀総裁に相当)に政治的な圧力をかけていることを問われたナビウリナ・ロシア中銀総裁は、「人気目的の金融政策」を遂行するのが中銀の役割ではない、と断じた。
たびたび発せられる政治家からの中銀批判は、政治家「自らの利益」のみに根差したもので、米国に限ったことではないとしている。
「中銀に対する批判は、広く世界に広まっている。こうした批判が寄せられることを認識すべきで、金融政策当局者としての専門性と独立性を維持しなかければならない」とした。
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