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米S&P500、景気減速で5500ポイントまで下落も=スタイフェル

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 8月17日
  • 読了時間: 2分

スタイフェルのチーフ株式ストラテジスト、バリー・バニスター氏は、直近の株式市場上昇に懸念を持っている。



同氏は現状を、「極めて極端なバリュエーション」と評価し、1990年代後半の熱狂時代と比較している。さらに、マグニフィセント・セブンに代表される大型株が相場を独占し、新規株式公開(IPO)が再び活発している現状に、長続きするものではないと指摘している。


下半期に経済成長の「突然の失速」が株価下落の引き金となり、S&P500指数が5500ポイントまで下げる可能性があるという。足元で同指数は、6389ポイントで引けている。


「失速は、異なる形で現れるもので、下半期に見込まれているのはスタグフレーションとなり、すでに消費支出の減退でその兆候が示されている」としている。


これまでの経済を支えてきたのは人工知能(AI)投資と関税賦課前の駆け込み設備投資で、ここから経済を断定的に押し上げることはできないと見られている。


こうした分析を踏まえたうえで、4月の関税賦課公表以降30%も上昇している同指数の動きを、持続可能なものではないとしている。現行の同指数は、採用銘柄1株あたり利益の24倍で、ここ5年水準の22倍を超えている。


“Valuation doesn’t matter until it does,” he wrote, noting that stocks eventually, and famously, crashed due to the weight of unreasonably high prices in 1929, 2000, and 2022. “We are uncomfortable with the S&P 500…as the economy slows to a crawl,” Bannister wrote.

Bannister isn’t advocating that investors bail from the stock market entirely. Instead, he argues that traders put a greater share of their money into so-called defensive value sectors such as consumer staples and healthcare.

 
 
 

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