米S&P500指数、政府の迅速・適切な刺激策で21年年初には史上最高値に=JPモルガン
- sigma tokyo
- 2020年3月22日
- 読了時間: 1分
JPモルガンの米株担当チーフ・ストラテジスト、Dubravko Lakos-Bujas氏は、米政府がコロナ・ウィルス被害を収束させ、迅速な財政刺激策実行で経済的打撃を和らげることができれば、S&P500指数が来年序盤にも再び史上最高値更新に向けた動きが期待できるとしている。
顧客向けの書簡で、2021年序盤に同指数が3400ポイントに上昇するとしている。
これは、現在の市場最高値、今年2月19日の3386を上回るもので、足元からは47%上昇となる。
長期に及んだ強気相場が、コロナ・ウィルスの影響で3月12日に終了して以降、大きな売りが続いているが、同氏は、この売りこそが次の史上最高値更新に向けた絶好の機会だとみている。
「世界の株価が最近の高値から30~50%下げていることを考慮し、投資家のポジション状況が上値指向には絶好な状況になっていることを考えると、今後1年では下げよりも大きな上値が期待できる」としている。
しかしながら、史上最高値への再チャレンジには政府による「適切な財政施策を迅速」に打ち出すことが求められるとしている。
コメント