米S&P500指数が史上最高値更新も、弱気展開の個別銘柄には注意
- sigma tokyo
- 2019年5月3日
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S&P500指数は、連日のように史上最高値を更新しているが、個別銘柄をみると弱気相場入りしている株もある。
過去52週間高値から20%圏内で好調な展開となっているのは、全体の約4分の1。一方、メイシーズ、アクティビジョン、エヌビディアやフェデックスなどは、逆に同高値から30%を超えて下げた弱気相場入りしている。
ワシントン・クロッシング・アドバイザーズのポートフォリオ・マネージャー、チャド・モーガンランダー氏は、こうした下落銘柄に安易に資金を投下すべきではないと警告している。
「S&P500指数が史上最高値を更新している現時点で、バーゲン買いを入れるべきではないと投資家にアドバイスしている」とした。
同指数は、昨年12月の底値から25%上昇しており、年初からの展開では1987年以来の好調なペースを維持している。現在のバリュエーションは、予想収益の17倍の水準で、年初の14倍から着実に増している。
「投資推奨としては、運用テーマを広く持つことだ。たとえば、高配当株指数だ。同指数は、S&P500指数全体と比較すると、かなりのディスカウントとなっている」とした。
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