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米S&P500指数の3000超えは期待できず、三度目の正直」ではなく「二度あることは三度ある=モルガン・スタンレー

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年7月30日
  • 読了時間: 2分

モルガン・スタンレーは、米S&P500指数が「三度目の正直」ではなく、史上最高値を更新しているものの、むしろ「二度あることは三度ある」とし、上放れに失敗したと分析している。

先週、最高値を更新したばかりの同指数だが、経済ファンダメンタルズは、それほど強固とした状況にはないとしている。

米株チーフ・ストラテジスト、マイク・ウィルソン氏は、「これまで18カ月、2400から3000に上昇するとの予想が上抜けしているかもしれないが、FRB(米連邦準備制度理事会、中央銀行に相当)の利下げは、市場が期待しているほどの成長が現実化せず、利下げが織り込まれている状態だ」とした。

ここ18カ月、同指数は、3000ポイントを3回超えたが、そこで頭打ちとなっている。過去2回、3000超えの直後には修正安となり、ウィルソン氏は、足元の3000超えも同様だと見込んでいる。

同氏は、FRBが0.25%ポイントの利下げに踏み切る可能性が高いが、その利下げが今回の3000ポイント超えの動きをさらに加速させるものではないという。

企業幹部は、「引き続きディフェンシブ」なスタンスをとっている。これは、第2・四半期国内総生産(GDP)が、2015年第4・四半期以来最悪となる5.5%に下がったことで表れているという。

「設備投資が大きく減退していることと、業況調査では、下半期には経済成長が一段と減速すると見込まれる」とした。

企業業績予想も下げ修正されていることも、株価にとって警告サインだという。

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