米S&P、米中貿易合意なら2ケタ上昇へ=シーゲル教授
- sigma tokyo
- 2019年11月13日
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ペンシルバニア大学ウォートン校のジェレミー・シーゲル教授は、米中貿易紛争が「合意・解決」されれば、米S&P500指数が2ケタ台の上昇となる、との見方を示した。
「なんらかの合意が得られれば、S&Pには少なくとも10%の上昇があり得るとみている。そのような上昇局面入りしないとすれば、バリュエーションがかなり現状を織り込んだ状態にあり、企業収益面で改善がない限りは上値がないともいえる」とした。
シーゲル教授は、現在の株式市場にとってもっとも重要な要素が貿易紛争にあるとし、米連邦準備制度理事会(FRB、中央銀行に相当)ではないとしている。FRBは、今年に入り、3回の利下げに踏み切っている。
「FRBは、株式市場を動かす公式からは外れている」とした。
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