米S&P500指数予想を下方修正=RBCキャピタル
- sigma tokyo
- 2020年3月13日
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RBCキャピタル・マーケッツは、今年のS&P500指数予想を下方修正した。
ストラテジスト、ローリ・カルバジーナ氏は、年末の同指数を3400ポイントとしてきたが、これを3279に引き下げた。
また、同指数採用企業の一株あたり利益(EPS)予想も、174ドルから165ドルとしている。
同氏は、今年は「横ばい、あるいはマイナスの年になる。序盤に起きたコロナ・ウィルス拡散により、米株式市場への打撃は、しばらく続く。経済的な影響は、年央に具体化することになる。ウィルス関連の状況が改善するか、あるいは、株式バリュエーションがより明確になるまでは、市場の回復は期待できない」としている。
同氏は、これまでの投資推奨を「バリュー」株優位としてきたが、「グロース(成長)株とバリュー株」ニュートラルの姿勢に変更したうえで、ヘルスケア銘柄を「マーケット・ウェイト」から「オーバーウェート」とした。
逆に、金融銘柄を「オーバーウェート」から「マーケット・ウェート」に引き下げている。
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