米ダウが月内にも3万ポイントに、警戒が必要で楽観すべきではない=シーゲル教授
- sigma tokyo
- 2020年1月18日
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米ペンシルベニア大学ウォートン校のジェレミー・シーゲル教授は、ダウ工業株30種指数が、月内にも3万ポイントに達すると予想しているが、祝杯が長くは続かないと警告している。
同教授は、ダウ3万ポイントが分岐点になると予想している。
「ダウは、上昇しているが、幾分か早すぎる。動きが速すぎると、小さな石でも大きな波紋を作る」とした。同氏は、株価がかなり高水準になっていると懸念している。
「現在の市場では、モメンタム型取引が主流を占めている。トレンドに追随しているだけの参加者が多くいる。フォロー型の投資家は、流れにのっている。そして、バリュエーションなど一切気にしていない。自身も流れには載っているが、懸念すべき点がある」とした。
「株式倍率は、いつまでも上昇し続けることは出来ない。業績は、倍率が上昇し続けるだけの裏付けが必要だ。高い倍率を裏付けるだけの業績は、発表されていない」とした。
「小さなことでも、事態が一変する。たとえば、業績が想定外に悪かった場合だ」とした。
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