米ドル・米債連動の仮想通貨市場、兆ドル規模に拡大へ=ゴールドマン
- sigma tokyo
- 8月24日
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ゴールドマン・サックスは、米ドルとコモディティ(商品)に連動する仮想通貨、「ステーブルコイン」市場が2027年末までに7700億ドル規模に拡大すると予想している。それだけでなく、将来的には数兆ドル規模にまで成長するという。
「決済手法として採用されることは、長期的に見てもステーブルコイン市場拡大の重要な要素となる。これまでのところ、仮想通貨としての取引に限定されており、米国以外のドル需要にも関連つけられておらず、機会は無限大だ」とした。
さらに、規制当局の動きに触れた上で、「ステーブルコインは、世界的には2710億ドルにまで拡大している。提携しているバイナンスのプラットフォームからのメリットもあり、規制面で許認可の動きも市場拡大にはプラスに働く」としている。
べセット財務長官は、ドルに裏打ちされたステーブルコイン市場が数兆ドル規模に成長するとの見方を示している。
同長官は、「米財務省証券、あるいは短期債にも連動するステーブルコイン規制整備によって、世界中にステーブルコインを通じたドルの使い道が拡大すると考えている。市場規模として2兆ドルは、極めて妥当な水準で、その水準を容易に超えると想像している」とした。
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