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米マグフィセント・セブンへの投資比率を減らすべき=トライバリエイト・リサーチ

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2月20日
  • 読了時間: 2分

トライバリエイト・リサーチは、マグニフィセント・セブン銘柄に危険信号が点滅しているとし、投資家にエクスポージャーを減らすべきだと推奨している。



「ここ数年、米株ロング(買い建て)オンリーの運用では、最低でも、マグニフィセント・セブン投資をマーケット・ウェーティングに維持すべきだと考えてきた。しかし、今日では、この見方を変える状況になってきており、エクスポージャーを引き下げるのが適切だと考えている」とした。


ハイテク企業銘柄保有のリスクが高まっているという。


これまで指摘されてきたこと同様、市場が一部大型ハイテク銘柄、特にマグニフィセント・セブンに集中していることが危険要素の一つ。トライバリエイトの試算では、1月末時点でマグニフィセント・セブンがS &P500指数の31%を占めるまでに拡大している。


さらにベータ調整後では、この占有率は45%にまで拡大する。つまり、「マーケット・ウェートで運用しているポートフォリオでは、概ね資金の半分をマグニフィセント・セブンに投下していることになる」と危険性を指摘している。


マグニフィセント・セブン企業の売り上げに対する設備投資比率が、一段と高まっていることも危険因子だという。これは単純に、売り上げ拡大に多くの資金を使っていることと同義だという。同社の予想では、年末までに大型ハイテク企業の設備投資/売上比率が14.5%にまで上昇し、史上最高レベルになるという。


バリュエーションも高水準であることも不安材料だ。



 
 
 

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