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米中、貿易協議を一方的に打ち切ることはない

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年8月26日
  • 読了時間: 2分

センター・フォー・ストラテジック・アンド・インターナショナル・スタディーズは、米中の貿易紛争が激化しているなかでも、貿易協議自体が崩壊する可能性が極めて少ないとする見解を示した。

米国も中国も、協議自体を結果が出ないまま終結させることを望んでいないためだとしている。同インスティテュートのシニア・アドバイザー、ウィリアム・レインシュ氏は、協議を終結させた、との政治的な印象が極めて悪くなるためだと説明している。

「トランプ(米)大統領が協議自体から撤退するようであれば、これは、大きな失態となる。これまで1年、大統領はツィッターを通じて、貿易協議で大きな進展があったとアピールし続けてきた。加えて、協議はうまく進んでいることも伝えてきた。こうしたことを考えると、協議自体から引き揚げることは、大きな批判を招くことは明確だ」とした。

「一方、中国側は、自らが正しい行動をし続けてきており、貿易規制やルールを順守していると主張し続けてきた。そうした中で、自ら協議から引き揚げるような行為に及べば、中国のイメージ悪化につながると考えている」とした。

それに加えて、「中国側が交渉を打ち切れたば、それ自体がトランプ大統領に攻撃の糸口を与えることになる。それは、中国側は望んでいないことだ」とした。

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