米中、貿易合意の可能性が薄れてきている=イエール大の中国専門家ローチ氏
- sigma tokyo
- 2019年5月28日
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イエール大学のシニア・フェロー、中国問題の専門家であるステファン・ローチ氏は、米中両国が貿易問題で合意する可能性が薄れていると分析している。
同氏は、米国が強硬に主張し過ぎているとし、ファーウェイ製品販売禁止が、貿易協議に大きな障害を生み出す可能性があるとしている。
「合意の確立は、急速に薄れている。期待を引き下げる必要がある」とした。
モルガン・スタンレー・アジアの会長として2007年から2012年まで中国で勤務経験を持つ同氏は、数カ月前までには合意に達するとみていたという。しかし、摩擦が激化してきており、いまでは「危険水域」にあるとしている。
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