米中の衝突、世界的なリセッション招く=著名エコノミスト
- sigma tokyo
- 2019年7月3日
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住宅バブル崩壊を的確に予測したことで「破滅博士:Dr. Doom」として知られるエコノミスト、ノリエル・ルビーニ氏は、米中の衝突が世界経済にとって極めて非建設的であり、最終的にはリセッション(景気後退)を招く、との見方を示した。
同氏は、「貿易とハイテク技術での両国の衝突、そして、まるで冷戦のような状況は、グローバル化と真逆の動きであり、世界経済には悪影響を及ぼすものだ」とした。
「ハイテク分野においては、世界のサプライチェーンの再構築を迫るものだ」とした。
そのうえで、「状況が悪化すれば、来年には、世界的なリセッションになる」とした。
「基本的なシナリオとしては、米中の貿易とハイテク紛争が悪化する。製造業だけみれば、世界的にすでにリセッション入りしており、サービス業にも影響が及びつつある。ハイテク分野も、成長が減速している」とした。
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