米中の貿易交渉が暗礁に=複数の関係筋
- sigma tokyo
- 2019年11月14日
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米中貿易交渉が、合意最終段階に来て停滞している。
米側は、一部の関税措置を撤廃することで、知的財産保護から技術移転の制限に至るまで、中国側からかなりの譲歩を引き出そうとしている。複数の関係筋が明らかにしたもので、米中は、貿易問題解決に向けた基本合意に達したと公表しているものの、現状は動きが見えない状態だという。
ウォルストリート・ジャーナル紙も、貿易交渉が暗礁に乗り上げていると報じており、中国は、米国産農産物の購入に向けて数値を合意書に書き込むことに難色を示しているという。トランプ米大統領によれば、中国はこれまで、500億ドル相当の農産物購入に合意している。
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は、今週に入り、中国との最終的な合意が締結されるまでは、関税の調整を一切行わないと言明している。
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