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米中の貿易摩擦は解消に向かうがハイテク冷戦は続く=BNPパリバ

  • 執筆者の写真: sigma tokyo
    sigma tokyo
  • 2019年7月29日
  • 読了時間: 1分

米中の貿易摩擦が経済にリスクであり続けることには変わりはないが、この問題はやがては解決される。しかし、BNPパリバは、「ハイテク冷戦」が続くことになると分析している。

複数の関係筋によれば、米国代表団が近々に中国を訪問し、貿易摩擦解消に向けた本格的な協議を再開するという。

シニア・エコノミスト、チャイ・ロー氏は、「今後数カ月で、暫定的な合意に達する可能性が高い」とし、この暫定合意が「より長期的、かつ細部にわたる協議に向けた発射台となる」とした。

こうした暫定合意が見込まれることで、マクロ経済への影響が限定的と見られる一方で、ハイテク分野での見えない紛争が続くという。同氏は、この分野での争いが今後数カ月で悪化し、数年継続する危険性すらあるという。

「今後は、ハイテクセクターについての貿易摩擦が顕在化することになる」とした。

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