米中貿易紛争による株売り、一巡したわけではない=インベスコ
- sigma tokyo
- 2019年5月21日
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インベスコのチーフ・グローバル・マーケット・ストラテジスト、クリスティン・ふーぱー氏は、先週前半に反発した米株だが、米中貿易摩擦に起因する売りが一巡したとは見ていない。
「この問題が発生して以降、中国が米国に対して大きく譲歩する理由が見当たらない。当初からそして今でも、米国が一定程度の譲歩を引き出し、対中貿易赤字の若干の縮小で満足するか、あるいは、まったく合意を得ない形か、どちらかだと見ている」とした。
同氏によれば、そもそも5月の下げ相場が始まる以前の時点で、市場が貿易合意を誤った方向で織り込んでいたという。そのうえで、同氏は、さらなる調整の下げがあるとみている。
しかし、どの程度の幅で、どれほどの期間に及ぶのは不明だという。
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