米中貿易関税の先送りによる株価反発、一時的で夏に向けて修正安へ=BOAMとモルスタ
- sigma tokyo
- 2019年7月2日
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前週末の大阪G20サミットで米中首脳会談で、両国の貿易紛争が解決に向かっていることを受けて株価が上昇している。しかしながら、この上昇が一時的だとの見方が一部では出ている。
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BOAM)とモルガン・スタンレーは、米中の貿易緊張関係が緩和したものの、今夏には下方修正に向かう、としている。
モルガンスタンレーのチーフ米株ストラテジスト、マイク・ウィルソン氏は、「第3・四半期には、10%の下げ修正があると見込んでいる。これは、先週末の米中合意が、事実を確認しての売り材料として解釈されたことにある」とした。
BOAMのストラテジスト・チームは、「合意はなされたものの、大きな進展が見られなかった事実は、現在の経済と市場環境において、さまに『ノー・ペイン・ノー・ゲイン』の原則に合致するものだ」とした。
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