米企業、中国からの拠点移管を継続している=ブラックロックCEO
- sigma tokyo
- 2019年7月20日
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ブラックロックの最高経営責任者(CEO)、ラリー・フィンク氏は、企業が米中貿易紛争解決を待つ替わりに、中国からサプライチェーンを移管しているとした。
「各企業のCEOからは、現在、サプライチェーンを移しており、この動きがどんどん進んでいるとの声が聞かれる。企業は、結果を待つのではなく、行動に移している」とした。
アップル、任天堂やデルなど、すでに50を超える多国籍企業が生産拠点を中国以外に移している。
また、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャ・ハザウェは、「年末までにベトナムを拠点とする」と5月に明言、8000人を超える雇用を中国から移すと発表している。
フィンク氏は、「中国での製造トレンドは、継続的に下げている。長期的には、国内経済を刺激することが必要だと、中国自身は気づいている」とした。
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