米企業のQ2決算、不調になる公算大
- sigma tokyo
- 2019年7月2日
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米株価は市場最高値に迫る勢いで堅調に推移しているが、今後数週間で公表される第2・四半期決算の内容が、不調になるとの見方が台頭している。
アナリストは、すでに2019年の第1〜第3・四半期までの業績が、前年同期を下回ると予想している。
ファクトセットによれば、7月15日の週に四半期決算を公表する113の企業のうち77%がすでに、業績見通しを下方修正しているという。
合計で87社の業績自社見通しは、事前予想を70%上回る割合で下回るとしている。これは、ファクトセットが収益を始めた2006年以来、2番目に悪い成績だという。最悪だったのは2016年で、92社。
デスティネーション・ウェルス・マネジメントの創設者、マイケル・ヨシカミ氏は、「この厳しい現実は、センチメントを損なうものとなる。相場が市場最高値圏にあるが、これは、無視できないと考えている。経済成長は、明らかに減速している」とした。
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