米企業トップ、史上最高値更新中の株価にも20年業績に懸念=JPモルガン
- sigma tokyo
- 2019年11月29日
- 読了時間: 1分
JPモルガン・チェースのリージョナル投資銀行責任者、ジョン・リチャート氏は、米株価が連日のように史上最高値を更新しているが、これが必ずしも企業の最高経営責任者(CEO)が来年を強気視しているわけではない、とした。
逆に、世界の経済成長が減速し、米中の貿易紛争が解決しておらず、大統領選挙を控えるなかで、CEOは、自社の収益成長を維持することに懸念を持っているという。
同氏が相談を受けているCEOの多くが、こうした現状を踏まえ、2020年の設備投資を削減するだけでなく、リセッション(景気後退)に陥った場合、どのような影響があるかを想定しているという。
「株式市場を注目している向きは多く、そうした向きは、株価が今後も上昇し続けるとみている。しかし、その株価に安心しているCEOはほとんどいない」とした。
コメント