米小型株が新高値、株式市場全体の押し上げにつながる可能性も
- sigma tokyo
- 2019年11月28日
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今週の取引で小型株主体のラッセル2000指数が52週高値を更新したことで、一段高の見込みが高まっている。これが現実化すれば、米株市場全体へのプラス効果も期待できるという。
オッペンハイマーのテクニカル・アナリスト、アリ・ワルド氏は、「(小型株市場の)ダイナミクスは、変わりつつある。現在進展中のあらたな上昇トレンドは、下値調整があったとしても小規模で、かつ短期間で終わるもので、上値追いの動きがかなり強くなると期待できる」とした。
「世界の株式市場が上放れすることになる。これまでのように、米優良株だけとはならない。米株全体となる」とした。
インスティネットのマーケット・テクニシャン責任者、フランク・カッペリーニ氏は、小型株の動きを高く評価しているが、ここからの一段高を見込むには、この強基調をしばらく維持できるかにかかっているとしている。
「小型株が足元で大きく上昇している一因は、出遅れにある。しばらく、現在の勢いを続けられるかを確認することが必要だ」とした。
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