米株、まだ新安値更新の危険性=BOA
- sigma tokyo
- 2020年4月27日
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BofA Says S&P 500 to Hit Fresh Lows If Volatility Pattern Holds バンク・オブ・アメリカ(BOA)は、ボラティリティに連動するVIX指数、あるいは恐怖指数の足元の基調が継続すれば、米株があらためて新安値更新の動きが見込まれると分析している。
足元の株価回復は、弱気相場の自立反転とし、2008年金融危機相場と比較される。
ストラテジスト、ベンジャミン・バウラー氏率いるチームは、この弱気相場の自立反転パターンからは、上値に限界があり、むしろ新安値を探る可能性が高いとしている。過去3回の大規模な売り相場と足元の動きを、特にボラティティのピークから比較して分析したもの。
VIX指数は、3月16日にピークを付けている。その後、S&P500指数は約15%上昇している。これは、2008‐09年の弱気相場からの反転パターンに酷似しているという。このパターンに従えば、足元の反転ピークが2960ポイント付近となる。
1987年、2002年と2008年の3回の大きな売り相場では、VIX指数がピークを付けてから1カ月半から4カ月後に株価が底値を記録している。それまでの間、S&P500指数は、いったん、15~20%上昇している。
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