米株、今後数カ月での下落可能性高まる=ゴールドマン
- sigma tokyo
- 8月16日
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ゴールドマン・サックスは、自社のアシメントリー(非対称)フレームワークを用いた分析で、株式市場が今後数カ月で下落する可能性が高まっていると指摘した。
同フレームワークは、市場環境や経済統計に基づく分析で、最新のS&P500指数には、今後3カ月以内に下落可能性が10%を超えているという。
また、今後12カ月までみると下落の可能性が20%を超えるという。
最新分析による下落の確率は、トランプ米大統領が関税政策を発表した4月2日直前を上回る水準だという。この日を境に、同指数は大きく下落した。
チーフ米株ストラテジスト、デビッド・コスティン氏は、「株式下落の可能性は高まっており、最近では、さらに強まっている。通常では、30%超の水準は、株価下落の危険性を示しており、最新の動きがその水準に接近している」とした。
株価下落リスクの高まりの背景には、ボラティリティの急速な低下もあるという。CBOEのボラティリティ指数(VIX指数、あるいは、恐怖指数)は、4月2日以降、70%超下がっている。
また、経済活動の減速も株価下落可能性の背景要因だという。
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