米株、再び新高値挑戦へ=ヤルデニ氏
- sigma tokyo
- 2019年5月19日
- 読了時間: 1分
ヤルデニ・リサーチのエド・ヤルデニ社長は、ボラティティが高まっている米株市場が、年内に再び史上最高値を更新するとし、再上昇の原動力が、現在米中貿易紛争でもっとも影響を受けている多国籍企業となる、と分析している。
「中国と関連の深い企業でも、貿易紛争が激化した場合でも中国以外のサプライチェーンを確保することが可能となると考えていることが、市場が再び上値を目指すと考える理由の一つだ」と説明した。
「今回の貿易紛争激化は、米国よりも中国側が被るダメージが大きい。中国こそ、合意を切に望んでいる」とした。
プルデンシャルやドイチェバンクで長年、ストラテジストを務めた同氏は、貿易合意がないとしても、米市場が新高値を更新することが可能だと見ている。それは、米経済が着実に成長しているためだという。
コメント